サロン・ド・ショコラ paris 2016 “日本体験”空間も


第22回サロン・ド・ショコラ parisが2016年10月28日~11月1日の期間で開催されています。




毎年、約13万人の入場者を記録する世界で最も有名なチョコレートの祭典、といえるのが、サロン・ド・ショコラparis。


会場では、出展されているチョコレートを味わえるだけでなく、様々なイベントや講演会も開催されています。


入場料は、14ユーロ、3~12歳が6,50ユーロ、3歳以下は無料です。

10時~19時が入場できる時間になっています。



●今年のサロン・ド・ショコラparis

今年は、世界30か国から500の出展者が見込まれています。

会場は、1・2階あわせて2万平方メートルです。

新しいテーマも多く企画されています。


28日からの一般公開前の27日には、3000人が参加するオープニング・パーティーが開催されました。

この日の入場料は連日の入場料の倍以上の35ユーロとなっており、その利益の一部は心臓手術関連の研究のために寄付されます。


今年も有名なショコラティエ、パティスリーのメゾンが参加しています。

パティシエ・エスコヤマ、パティスリー・サダハル・アオキといった日本人有名パティスリーのメゾンをはじめ、Chapon, Bernachon, Jean-Paul Hévinなどです。


今年のサロン・ド・ショコラparisでは、特に子どもたちのための空間が設定されました。

チョコレートの味覚に目を覚ますワークショップなどが企画されました。

今年から入場料のファミリーパックも用意されたので、家族の入場者も多くなるかもしれませんね。


また、毎年恒例のチョコレートとスタイリストのコラボによるチョコレートのモード・ショーは、連日17時に開催されています。


さらに毎日、11時から19時の間、世界のチョコレートとお菓子のワークショップや、チョコレートのトレーサビリティに関する講演などが開催されています。

会場で行われるアトリエやワークショップや講演会への参加は、全て無料です。


チョコレートレシピの写真も一つのテーマになっており、会場の壁中に作品が展示されています。


そして、注目の企画は、「EXPÉRIENCE JAPON(日本体験)」空間。

和食とフレンチのマリアージュが両国で定期的に試みられ、盛り上がってきたこともあり、サロン・ド・ショコラがこの融合を称えるために決定したものです。


徳島名産のゆず、サントリーのジャパニーズウィスキー、出羽桜酒造の日本酒、抹茶、寿司といった日本でおなじみの5品目と、明治やトーキョーチョコレートのチョコやカカオとの融合を楽しめます。

また、これらの創作品は、能作のテーブルウェアで彩られます。



22年の時を経て、世界各国で愛されるイベントに成長したサロン・ド・ショコラ。

今年は新しい企画も目白押しで、これからますますパワーアップしていくことを感じられる、そんなサロンになっています。






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