ー異文化の色、多文化の表現ー
わたしたちが持つ一つのリアリティー。
目の前に広がる光景、耳に飛び込んでくるニュース。
一日を構成する様々な出来事、五感で感じる様々な現象を、わたしたちは現実として認識する。
しかし、実はそのリアリティーは多層的なものである。
人の数だけ現実があり、人の数だけ文化があり、人の数だけ世界がある。
ウルグアイにルーツを持ち、パリに生まれ育ったBaltasar Parrillaの作品には、その多層性が表現される。
彼が愛するもの、それは相反する技術とスタイルを融合することだ。
最新テクノロジーと伝統的な技法、
モダンさとクラシック、
ストリートアートと古典芸術。
彼は写真家としての自身の哲学として、非物質化が進む現代のデジタル世界において、あえて銀塩フィルムと紙による作品制作にこだわり続けている。
どことなくユーモラスな印象を与える彼のグラフィックデザインは、独特の色彩感覚が強い印象を残す。
南米の強い色調をフランスの配色センスによって見事に調和させていていく。
彼の動画も絶妙だ。
2010年にフリーランスになって以来、Baltasar Parrillaはその活動の幅をますます広げている。
一つの創作に自身の哲学で向き合う彼の作品には、彼が経験を積めば積むほどに、時間の超越やユーモラスさといった、人生の深いテーマが表現されていく。
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パリ第三大学で現代文学を学んだ後、ウルグアイのInstituto Escuela Nacional de Bellas Artes大学でグラフィックデザインを学ぶ。その後、各種学校・教室でデッサンを学んだ後、グラフィックデザイナーとして経験を積む。2010年より独立し、フランス・パリでフリーのグラフィックデザイナーとして活躍中。同時に、写真家としても作品創作に励んでいる。
⇒エスパスミューズ グローバルクリエイター <アーティスト>
●Baltasar Parrilla 写真家、グラフィックデザイナー、活動拠点:フランス、パリ
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