人生の作品:半世紀以上を懸ける執念の教会


みなさん、何かこつこつと毎日続けていることはありますか?


「継続は力なり」とよく言います。


日々のこつこつとした努力と積み重ねでしか決して実現できない、人生の作品、魂の作品というものがあるようです。


それを見事に証明する建築物がスペインのマドリード郊外に完成しつつあります。


今年91歳のJusto Gallego Martinezが、半世紀以上かけて作り続けた教会がこちらです。


53年を費やして、彼は独学でこの教会を築き上げました。


約8000㎡の丘陵地帯に創られたこの教会は、すべてリサイクルの材料で作られています。


しかし、他のカトリック教会同様に、天井、祭壇、身廊、ステンドグラス、柱廊、地下聖堂も兼ね備えているということです。



完成しつつあるこの教会は、すでに話題となり、観光客などが訪れています。


ただし、安全性の基準のクリアがまだであるため、事故が起きた時には自己責任と看板が掲げられています。


すでに文科省に届けられており、安全確認の検査の助成は国の負担で実施されることがほぼ確実になっています。


Justo Gallego Martinezは、この教会が完成したら国に寄付を望んでいます。


色彩もデザインも独特で、迫力がありますよね。

しかしながら、その迫力は愛や信仰や魂を感じさせる力になっているといっても過言ではないのではないでしょうか。


まさに、ライフワーク、人生の作品ですね。





Espace MUSE のクリエイティブ・アイディアノート

総合マネジメント事務所エスパスミューズの公式ブログ。