ー情熱のピアニスト、文化の促進者ー
フランスの作家、マルセル・プルーストは音楽について次のように言う。
"La musique est peut-être l'exemple unique de ce qu'aurait pu être -s'il n'y avait pas eu l'invention du language, la formation des mots, l'analyse des idées - la communication des âmes."
(音楽はおそらく、－もし、ことばの発明、語形成、思考分析ができなかったならば－魂の交流の唯一つの例となったであろう。）
ヘヨン・パクが生み出す音楽は、まさに魂の交流を促す。
その場で彼女の演奏を耳にする聴衆との交流のみではない。
そこには作曲家、音楽に携わった先人たちも参加し、時空を超えた交流が生まれる。
著名なフランス人ピアニストGermaine Mounierは、ヘヨン・パクを「バッハからリゲティまでこなせる多彩なピアニスト」と称した。
その評の通り、へヨン・パクは高い技術と表現力で数々の国際コンクールの賞を受賞している。
へヨン・パクは、一流のピアニストであり、同時に一流の指導者、そして文化の促進者だ。
２００２年から、音楽教育の最高峰の一つ、パリ・エコールノルマル音楽院の教授に就任。そして、２００９年には、Paris Music Forumを創設。
若手音楽家の育成に尽力し、音楽家たちの発表の場を積極的に設けている。
人類の文化の歴史を彩ってきた音楽は、国や民族を超える力がある。
ヘヨン・パクは、国境や言語の差異を越え、まさにプルーストのいう“魂の交流”を、その音楽表現と教育活動で促進しているといえるだろう。
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ソウルに生まれる。ソウル大学卒業。ブリュッセル王立音楽院にてディプロム・シューペリユールを取得。その後、パリ・エコールノルマル音楽院にてコンサーティスト高等ディプロムを取得した。 フランコ・イタリアーノ国際ピアノコンクール、ノルマンディー国際音楽フォーラムにて第１位に輝き、ソフィア国際ピアノコンクールにてベートーヴェンソナタの最優秀演奏を称えた特別賞を受賞。
これまでに、ブリュッセル王立音楽院管弦楽団、モーストリー・オーケストラ、カザンフィルハーモニー管弦楽団、ソウル交響楽団などと協演。2002年より、パリ・エコールノルマル音楽院教授に就任。パリ、大阪、ソフィア、カサブランカ等の著名な国際音楽コンクールの審査員も勤める。2009年には、パリの韓国文化センターにて芸術アドバイザー就任。同年、Paris Music Forumを創設し、若手音楽家の育成にも尽力している。自身のコンサートと並行して、マスタークラスのレッスンも多数開催。コンクールからフェスティバルまで、イベントのオーガナイズや出演もこなす。「ドビュッシーのピアノ奏法」というテーマで講義をし、それが録画されてDVDとして発売されている。
⇒エスパスミューズ グローバルクリエイター ＜アーティスト＞
●Heyoung Park へヨン・パク【ピアニスト、パリ・エコールノルマル音楽院教授、Paris Music Forum協会創始者】
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