グランド・ツアーってなんだろう?グランド・ツアーとは、17世紀の終わりから少しずつ人気が出て、18世紀ヨーロッパで流行した旅行・ツアーのことです。しかし、現代の旅行と比べると、少し変わった特徴があります。ここでは、18世紀グランド・ツアーと現代ツアーのちがいを通して、18世紀グランド・ツアーの全体像をお伝えいたします。●18世紀グランド・ツアーと現代のツアーのちがい1.ツアーに参加する人現代ツアーは、旅行会社による様々な企画があり、値段設定から旅行期間まで多様性があるため、多くの人が国内旅行・海外旅行を経験できます。一方で、18世紀グランド・ツアーの参加者は、主にイギリスを中心とする欧州の上流階級の青年たちでした。上流階級の青年たちと共に、著名な哲学者や作家が家庭...26Apr2016グランド・ツアー雑学Art & Culture
HOLOPORTATION:画期的なコミュニケーション・ツールHoloportation(ホロポーテーション)。まだこの名前に聞き覚えのない方は、とりあえず下の動画をご覧ください。10Apr2016雑学Art & Cultureニュース
仏版・ママたちの会日本でも少しずつ、子どもを持つ母親がママたちの会として様々な政治的・社会的問題に声をあげ始めました。自由と人権の国・フランスでも、ママたちの会があります。今、注目を集め、政治家たちを戦々恐々とさせているのが、《Brigade des mères》(母親軍団)。05Apr2016社会Art & CulturePeople
モードとイスラムのスカーフ問題ライシテ(政教分離政策)によるフランスのスカーフ問題は有名です。公共の場において、特定の宗教を示すものをこれみよがしに身に着けてはいけない、という原則が立法化されたものがライシテです。ゆえに、イスラム教徒のスカーフだけを禁止しているわけではないのですが、イスラム教の女性のスカーフやニカブが問題となりがちです。今、再びフランスではスカーフ問題が取り上げられています。まず1つは、モードの世界から浮上しました。Marks & Spencerと Dolce & Gabbanaが、イスラム女性のためのモードのラインを発表しました。H&Mもこの市場への参入の検討をはじめています。04Apr2016社会Art & Cultureニュース
アートと社会問題②2015年9月2日、シリアから両親と共にボートに乗って逃れてきた3歳のAylan Kurdi君がトルコの岸辺で見つかりました。死因は溺死でした。難民問題、ひいては国際問題の犠牲者といえます。この事件を契機に、ヨーロッパでは自分達の原理原則にかけ、人道的な観点から難民対策に取り組もう、シリアから逃れてきた難民を救おうという動きが一気に巻き起こりました。その後、民族大移動といえる規模の多くの難民がヨーロッパに押し寄せ続けています。この大きな問題に直面し、その上自国の経済問題があるため、ヨーロッパは疲弊し、行き詰まり状態になっています。これが国内の政治問題に飛び火し、難民がヨーロッパに来ることに反対する人々の大規模なデモが各地で開催された...17Mar2016Art & Culture
歩くことと文化日本では文学、歴史、グルメなど、散歩の会というのが人気ですね。また、集団旅行もたいていは散策の時間があり、旅好きの人を魅了する一つのファクターになっています。グループで目的をもって歩くのも、パートナーとじっくり話しながら歩くのも、または一人心を落ち着けたり考え事をするために歩くのも、どれも人の心身にとても良い影響を与えてくれます。散歩が人類史の偉大な発見や創造に貢献した、ともいえそうです。数学者のポワンカレは、フックス関数の重要な発見をした時、散歩をしていました。15Mar2016雑談力雑学会話力Art & Culture